ある依存性の日記ーいつの日かコントラクトブリッジを

こんなボードゲームをしました記録です。

2012-07-23

カルカソンヌ日本選手権2012結果報告!

総勢32名の戦いとなった今年のカルカソンヌ日本選手権。昨年は、応募先着順で、「カルカソンヌは3回目です♪」という牧歌的なひとも多かったらしいのだけれど、今年は各地で激戦を勝ち抜いてきた強豪ばかり。予選敗退しては、別の予選会で再チャレンジするという予選会ジプシーまで現れるという状況。……そんななか、熊本でぬるい繰り上げ当選を果たした私は1勝でもちゃんとできるのか?!……本気で怖かったです。

えー。さっさとネタバレすると、私2勝4敗の23位。同じ熊本組のkisaさんが、なんと堂々の5位!(4勝2敗)堂々、とも言えるし、物凄く惜しかったとも言える。4位までに入ると決勝トーナメント出場できてましたからね!

個人的に面白かったのが、kisaさんが2戦目で、私のBSWでのカルカソンヌ師匠、ryuheiにあたってしまったこと。そして、kisaさんがryuhei先生に勝ってしまったこと。私が主人公の少年漫画なら、絶対に師弟対決があって、弟子は、師匠の屍を越えていくのよ!という妄想をしてました(……現実的には、対ryuhei戦は、3回に1回勝てるかな~?くらいなので、厳しいのは分かってるんだけど)。うーん、私の役割を同じ熊本ドイツゲームの会の人に奪われるとはなんたる皮肉。

決勝トーナメントに出るためには、5勝1敗なら当確、4勝2敗では、よほど強者どうしで潰しあわない限り厳しいだろう、とは前から予想されていたことなので、もう1つも負けられなくなった先生、大打撃受けてました……。

さて、ひとのことはひとまず置いといて、自分自身の敗因をば。

自分自身でもわかっちゃいるけどやめられない弱点が出まくっていた。

  • 草原奪うのが下手過ぎ。方向音痴キタ!
  • これくっつけられると相乗りされやすくなる…と分かってるクセに、「なんか勿体ないしー」と主婦根性丸出しで、自分の都市にアレなタイルをくっつけちゃった(これはすぐやめられるので、すぐやめよう)。
  • 相手が修道院引きまくって固め打ちしたときに、どう対処していいか分からない(これは、まだわからない)。

あとは、ルール上の問題で。

一応、両者が合意したら、タイルをあらかじめ見るのOKということになってるのですが、2試合目の相手からはダメって言われたんですよね。この点に関してはryuhei先生も、「相手の顔色みて、どんなタイル引いたのか予想しちゃうじゃない。それ見てどう置くか考えなきゃならなくなるじゃない。すごくめんどくさくなるから、ワタシもあらかじめ見るのは許さない」って言ってて「なるほどー」と思ったわけなんですが(←相手の顔色見る余裕ねーよ、あたし)、しかし、あらかじめ引くのオッケーなつもりで練習してると、つい!クセで!ダメって言われたのに引いちゃうんですよ!

……それで、2戦めは何度か怒られました。しかも!引いたけど捨てなきゃいけなくなったタイルが私の大都市完成のタイルでして。もう、ほんとに痛恨の一撃。その後2番目に書いた弱点が出てしまい、相乗りされます。このへん自業自得。正直、アレ捨てなくてすんでいたら、どうなってたかわからなかった。ちなみに2戦目の相手は、今年の優勝者と相成られました。

個人的には、もうどっちかに統一して欲しい。てか、世界大会が自分の手番でしか引けない、ということなら、自分の手番でしか引けないという方向で統一して欲しいなぁ。いや、「両者の合意」なんで、私が「先引きダメです!」というひとになればいいのでしょうが、あんまし強くないひとが言ってもなんかね……(ただでさえ、いつも相手より時間かかってるのに)。

3戦めは、草原で30点とられ、未完成都市で20点とられ、でも5点差負けという。ちょう反省!猛反省!草原は下手だからしょうがないとして、未完成都市に噛むチャンスは確かにありました。

4戦目の相手は石川さん。どこぞのモノポリー大会で優勝されてる方で、BSWで対戦はしたことはないですが、チャットしたことはあります(2pカルカソンヌでも交渉します、でも大会では多分規約違反なので、しませんてな話)。口八丁手八丁海千山千感が溢れてて、あー、もうなんで負けがこんできてるのに、ここでこのひとと当たるの?という気分。しかも、アレだ。相手が修道院引きまくって固め打ち。どうしていいか分からーんというパターン。このひとは先引きオッケーな方だったけど、この方の場合はむしろ、タイル引いたときの相手の顔が見たいから先引きオッケーなんじゃね?って気がした。今大会、はじめて50点以上の差をつけられる。げっそり。

5戦目も、草原とられたのが響いて10点差負け。

結局、勝ったのは1戦目と6戦目だけです。ま、そこはどうでもいいさね。

3勝3敗は充分手の届くところにあるような気がする。4勝2敗までいくにはだいぶ壁がある。5勝1敗の壁はすこぶる厚い。……そんな感じがしました。

恐るべし、カルカソンヌ教会

今回はじめて知ったのですが、日本にはカルカソンヌ教会という秘密結社があるんですね!決勝トーナメント出場者のうち3名はカルカソンヌ教会の信者だとか。彼ら、戦略的なことはもちろんとして、いかにムダな動きをしないようにするか、という所作まで練習してきてんですよ。ちなみに石川さんもカルカソンヌ教会の信者です。彼らのまえに、ryuhei先生をエースに置くBSWチームは全滅(しかし、ryuhei先生、じきカルカソンヌ教会信者になりそうな気がするわん)。

熊本はくまモンだけじゃない☆

今大会で、熊本ドイツゲーム会的に凄く良かったのは、やはりkisaさんの大活躍。お母様とは何度も遊んでいただいたものの、ご本人とはしてなかったので、ここまで強いとは正直知りませんでした!来年はぜひ3人枠すべて埋めて、決勝トーナメント目指しましょう!